仮想化技術の個人的ニュース

仮想化技術の個人的に気になること

Control Upを利用した運用①

今回は
「Control Upを利用した運用」
の件でお話をさせていただきます。

 

Control Upを導入している自社メンバーの話を聞いていて、
面白そうだと思ったという点と、
V4Hの後継を探さなければいけないという点から
自分自身でも、Control Upを案件に投入することにした、、、
という経緯があり、本記事を備忘録含め情報共有として
書かせて頂きます。

 

今回、取り上げるControl Upは基本として、
VMware社もV4Hの後継として、紹介(推奨?)販売していると思うのですが、
基本的には仮想デスクトップ環境のリソースなどのトレンド分析に
適した製品という位置づけだと考えています。

 

実際、
出来ること、、、としては、
①リアルタイムでの各デスクトップ(仮想マシン)の状況分析
②蓄積したログからの過去状況を含めた状況分析
③状況に応じたジョブをトリガーで自動実行環境の提供
これらが行える製品の様な気がします。

(③の「トリガーで自動実行が一番の売りだ!」とは
 自社のメンバーOの一押しポイントなんですが)

 

そんな製品ではあるのですが、
今回利用する目的としては、
運用監視+リソースのトレンド把握としての使い方
(①、②)なので、その辺をどう使っていけるか、
という点でご紹介させて頂きます。

 

実際の画面としては、
下の写真の「ControlUp Management Console」

こちらで、(ほぼ)リアルタイムでの状態確認を行います。

具体的には、(実環境なので黒塗りにしてしまってますが)
右ペインで対象のデスクトップを選択してそれぞれの
リソース負荷(CPU、RAM、Disk、Network)であったり、
リソースを消費しているプロセスの上位の物を確認することが出来ます。

また、このConnsoleでは、マシンの状態を視覚的かつ感覚的に
分かるように、問題のある物は赤く表示されます。
(この環境では全体の展開台数が多いので環境全体としての負荷が高いと
 上の方で赤くなっています)
尚、このConsoleでは重要視したい監視(?)項目を
カスタマイズできるので、環境によっては無視していい物は
Stress Levelとして検知させずに赤くなるレベルを調整することも可能です。

 

続いて、
「ControlUp Insights」。

こちらの方で、前述のリアルタイムに見ていたデータを
統計的に情報を見ていくことが可能です。
過去の単位期間あたりの負荷状況であったり、
割り当たっているリソースがゲストに対して適切なのかどうかという情報も
ここで判断が可能です。

尚、Insightsではレポートを作成することが可能で、
一部にはなりますが自動化して定期的にレポーティングすることが可能です。

※Insightsの詳細については次回深堀していきます。

 

本日はここまで。

ご参考になれば、幸いです。