Control Upを利用した運用②
こんにちは。
今回は
「Control Upを利用した運用」
の件でお話をさせていただきます。
今回は前回「Control Upを利用した運用①」、
の続きで、備忘録含め情報共有として書かせて頂きます。
今回は、ControlUpを実装してリソースのトレンド把握のために
使用する「ControlUp Insights」をもう少しご紹介していきます。
『過去の単位期間あたりの負荷状況であったり、
割り当たっているリソースがゲストに対して適切なのかどうかという情報も
ここで判断が可能です。
尚、Insightsではレポートを作成することが可能で、
一部にはなりますが自動化して定期的にレポーティングすることが可能です。』
まずは前回記載していた上記の事項から実際の画面を交えての説明となります。
- 過去の単位時間あたりの負荷状況
左ペインより「Reports」>「System Health」>「Computer Trends」を選択することで負荷状況を見ることができます。
選択できる単位(期間)としては、右上にある通り「4H」、「24H」、「1Week」、「1Month」、「1Year」です。
- 仮想マシンへの割り当てリソースの適正評価
左ペインより「Sizing Recomendations」を選択することで負荷状況を見ることができます。
コンテンツの左側がCPU、右側がRAMになっていますが、
この環境はVDI環境のために基本的にはユーザさんが使う(処理している)
タイミングだけリソースが使われるためかOver Sizeだといわれているものが多いですね。
(画面内の円グラフのオレンジ(赤)の表示)
ちなみに画面にはあまり表示されていませんが、グラフの下に各マシンに対する推奨値などなどが表示されています。
(メモリが〇GBが適正だからxGB減らす(remove)方がいいですよ、、、などなど)
- レポート作成
レポートの作成は、画面の右上にある「Export」を選択することで行えます。
出力形式はCSVかPDFになります。
制限事項として、1000行までしか出力されませんので注意が必要です。
本日はここまで。
ご参考になれば、幸いです。