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VMware Horizon Cloudの個人的備忘 その3

こんにちは。

 

前回、前々回に続き、VMware Horizon Cloudのお話です。

 

COVID-19の影響で昨年に引き続き、リモートワークを実現するためのツールとして仮想デスクトップに関してお問合せや引合などのお話を頂きますが、 仮想デスクトップだけでは「PCがある」というだけで、3密を避けながら複数名での会議を実施するためにはビデオ会議の利用が必要ですよね。

そういう中でビデオ会議ツールを仮想デスクトップの中で利用する際の情報をご紹介しようと思います。

 

前回、Microsoft 社のTeamsをテーマに挙げましたので、
今回は、Zoom 社、、、のZoom Meetingsをテーマにします。

 

Zoom Meetings (以下Zoom)を仮想デスクトップで使うためには、
やはり、前回Teamsの回で書いたような問題は同じように発生します。
(仕組み上、、、仕方ないですけどね、、、)

 

Zoom とTeams で異なる点としては、
若干実装方法というかモジュールの構成が異なる点でしょうか。

・専用のモジュールをダウンロードして仮想デスクトップにインストールする

・接続用端末(Horizon Clientをインストールしている)側にはPluginを入れる

 

上記の様に、VDI環境用にモジュールがZoomでは用意されているわけですね。
Teamsでは特に仮想デスクトップ用に分離されているわけではなく、設定で機能を有効化するのに対して、
Zoomでは最初からインストールするモジュールが異なり、インストール後は特に追加で設定をする必要はありません。

 

、、、あれ、、、?
『うちの会社の新しいVDIは、、、仮想デスクトップ側にfor VDIが入っているのに、接続元端末にpluginを入れろと言われていませんね、、、。』

と、いう様な事があると無意味になるので注意しましょう、という良い?例になっていますが、皆様お気を付けください。