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Horizon Cloud on Azureで変わっていたこと

こんにちは。


今回は、

Horizon Cloud on Azureで変わっていたことについてご紹介します。

 

これまでに複数の環境に
Horizon Cloud on Azureを導入してきましたが、
Horizon Universal Consoleから作成していく
Pod Managerとゲートウェイ(Unified Access Gateway)があります。

 

今回ご紹介するのは

Pod Managerとゲートウェイ冗長化構成でしか

構成できなくなっていた、、、ということです。

 

本番環境としてHorizon Cloud on Azure を利用するのであれば、
そもそも可用性を高めるために冗長化しておく(と思う)ので、
大した影響ではないですが、

DR環境としてであったり、検証(Proof of Concept)環境だったりすると、
可用性の要件がないことがしばしばあり、
「コストをあまり掛けたくない」と、そういった声をよく聞きます。

 

具体的には、

昔はPod ManagerもUAGもシングルで構成できたと認識しているので、
Pod Manager1台分とUAG1台分、さらにロードバランサのリソースが追加で必要となります。

 

2022年11月時点のAzureの価格では、
Pod Manager(D2v3):¥94,234-
UAG(A4v2):¥76,144-
ロードバランサ:¥3,395- × 2
合計:¥177,168-

くらいの差が出て、追加で必要となります。

(上記は、あくまで概算です。
 条件としては、管理システムであるため仮想マシンは停止せずに
 月730時間稼働し続ける想定での月額です。)

 

このことをきちんと踏まえて冗長構成での
提案をしていないと、DR環境だったりして5年間の累積では、、、
1,030万円ほど上振れする話になりますのでご注意ください。

 

ちなみに、、、
最新バージョンでは、

高可用性の項目はありますが、、、
触れない、カーソルを合わせても操作できない仕様となっています。。

 

本日はここまで。

ご参考になれば、幸いです。